バタフライエフェクト

ようやく見ました。ディレクターズカット版はまだ未見ですが。
しかし、すごい脚本だったなぁと。後味、というか救いの無さはしょうがないとして
背筋に来るあの感覚、複線の消化っぷりがパズルを全部クリアしてく感じに似てる。
ネタバレになるけど、少年にしてはやけに上手い絵、しかも何で2人刺し殺してるん…
と思ったら、あれ刑務所での事だったんか!と思ったらブルッとキタヨ。
エヴァンってやっぱ福音とかその辺のとっから名前とったんかな〜?タイムパラドックスを急激な記憶書き換えとして脳で受け止めて〜ってアイデアも面白かった。
エヴァンがケイリーの事を繰り返される書き換えの度に好きになっていく様も含めて
確かにラブストーリーだったのかな…と。最後のはあれ、片思い(?)にすら
ならないのが「最も切ないハッピーエンド」と言われる所以なんか〜
でも、やっぱり後味は良くなかったなぁ。


ローレンツの「ブラジルで一匹の蝶がはばたくとテキサスで大竜巻が起こるか」
という出典くらいからしか中身を想像していなかったので、正直そう来たか〜と。
でも、なんか微妙な既視感というか、なにかと被るんだけどなんだっけ?
予定調和になり得なそうな、最後に持っていく方法とかが
どっかでみた芝居と被ってるんかな…気になり〜。


ディレクターズカット版はちょっと間をおいてから見るかな。