もう先週になっちゃうけど、バンコク日記1

異動後の職場でもようやく落ち着いてきたので、海外へいくべ!
とわりと安直に決めたのがタイのバンコクでした。去年の今頃にシンガポールにも行ったんだけどそことはずいぶん様子が違ってましたヨ。


まず、旅行期間に重なって国家的行事であるところの、タイ国王即位60年記念式典があったのです。直接国王を見ることはできなかったけどイベントやら、国の人たちの熱気(みんな黄色いTやポロシャツを着てる!
歩道橋やビル、街のいたるところには国王を称える写真や飾りつけアリ)は伝わってきました。タイはこの間休日だったのでかの有名なバンコクの渋滞にもほとんど会わずラッキーでした。


何箇所かいったことのある外国と違ってコマッタのはやっぱり英語が殆ど通じない事。
更には、こちらが片言でしゃべったタイ語が笑っちゃうくらいに伝わらない!文字も、なんて書いてあるかすらワカラナイのは向こうも同じらしく英語やら中国語での発音・表記もなかなか通じません。そんなわけで、タクシーで行き先を伝えるのも一苦労。あ、英語は文章でしゃべっちゃダメ!単語!単語で!(笑)


日本からバンコク行きの飛行機はほぼ夕方出発で、現地23時前後着と初日は殆どホテル着いたら寝るだけです。高いツアーならほかも選べるのかもしれないけどね。ただ、ホテル着が24時前後なのに街のそこここでは、屋台でご飯食べてる人たちが…。時間関係ない?


泊まったホテルはTONGTARA HOTELという南のハズレにあるホテルだったので中心地に行くためにはタクシーなんかでいくんだけど、そのタクシーもやっすい!初乗り100円くらいで、相当乗っても300円前後。まぁ、安くてもやっぱり不便は不便だったけどね、安ホテルなだけはあります。
このホテル、自分はワリとOKだったんだけど、相方さんは「妙に部屋が広くて落ち着かない」とかいってました。広いトコ育ちなのに?!関係ないか。


行動開始の初日はまず、妹がオススメしてくれたWeekendMarketへ行ってみよう!ということで、ホテルから最寄のBTS駅のSAPHAN TAKSINまでタクシーで行く事に。
朝食をとってからホテルの外に出たところ、警備員兼ボーイみたいなお兄さんが「wHERe R yOu go?」ってな感じでしゃべりかけてくれます。笑顔がステキ!一瞬「?」だったんだけど、とりあえず英語だとわかったので駅に行きたいと伝えたら、外で待ってたタクシーに行き先を伝えてくれました。
実は、ちょっとこのホテル付近のローカルな雰囲気を味わいたくはあったんだけど、ありがたくタクシーに乗って駅へ。


駅までは10分弱くらいなのですぐついたんだけど、降りようとしたときにまぁ、わかってはいたけど問題発生。細かいお金ないよ。タクシーの運転手さんは駅そばのセブンイレブン前に停めて、あそこで両替して来て〜と。相方さんが行ってくれたので車内で待ってたら、英語でいろいろ話しかけてくれました。今思えばこのおじさんが一番英語上手だったかも。


この後BTSのチケットを買うのにも自販機では紙幣を受け付けなかったりと小さいお金が無いのは結構不便です、やっぱり。


乗り込んだBTSシンガポールのMRTと似ていて、キレイで快適。駅間が狭いのと、そんなに路線全体も広くないのとで、駅での待ち時間も基本的に少なくて、渋滞が多いバンコクでは便利なんだろうなぁと。
でも、料金はタクシーの値段や物価を考えるとちょっと高い?


問題なく目的地のMO CHIT駅まではたどり着いたんだけど、駅から下を見るとなにやらものすごい列。しかしみんな黄色いシャツを着てるよね〜と思いながらもとりあえず降りてみる。何の行列なのかわからないけど、マーケットへの方向を駅員チョッキを着たお兄さんに聞いてみるも英語ダメ。列のヨコに看板でもないかな?と探しても特に何もなくて、英語表記のものは手書きで殴りがかれた「この先無料バス!」ってな張り紙のみ。そもそも何の無料送迎バスなのかが不明…さらに進んだ先のお兄さんはなんとか英語出来そうだったけど、スゴク聞き取りづらい。なんとかMarketって単語が通ったな〜と思うと、列の最後尾方向をさして「あっちだ」と。


ひえ〜!この列に並ぶの?というか、列の先頭はあの高いところにあるBTSの駅からも見えなかったんですが…。と思いながらもしょうがないので列についてみた。相方さんは「何十万人も来るっていうから入り口通るのに並ぶんじゃない?」と言ってくれてたんだけど、なんか違う気がしてならない。
大体、マーケットってややオープンなロケーションでしかありえないので入り口に行列するっておかしいんじゃ?…と、そのとき思ったならもうちょい調べればよかったんだけど、照りつけ始めた日差しと、妙に並ぶマナーの悪い現地の人々を見てたらそういうことも出来ず、結局小一時間並んでたどり着いたのは無料のバス。あれ?やっぱり無料バスで行くのか…?だから並んでたんだ〜とちょっぴり納得と、地図での距離感とのギャップにやや違和感を感じながら乗車。周りは全員ローカルで、スゴイマーケットなんだな〜!?とか思ってたりしました(笑)


…が、これが結構な距離を走る走る。ハイウェーに乗った段階で あ〜これはたぶん違うな…と、思ったんだけど、せっかく一緒に来てる相方さんに悪いかなぁ…と、しばらくガマン。やっぱり到着したのはコンベンションセンター


バンコク関連でいろいろ調べていたときに確認していたコンベンションセンターの地理的な位置と、走ってきた道とのギャップで位置感が相当狂っていたので場所がわかりませんよここ!たぶん北の方だ。


で、ここで行われていたのが先述の国王即位の一大イベント(たぶん)。1ホールが幕張の倍はあるか?!という近代的な展示会場にものすごい規模で国王の足跡や国益への貢献の偉業の数々を展示しています。
正直かなり圧巻で、ちょっと感激でした。 ただ、観光客は皆無(笑)
アングロサクソンな方々を数人見かけたけど)


もっともそんな場所なので、英語での表記は一切なくてすべてタイ語だし、当然通訳などもないので、映像ソースを勝手に解釈したってだけ。だからちょっと怪しい部分もあり、相方さんもあまり興味はなさそうなので外のフードコート?で軽く食べてから立ち去ることに。


そのフードコートの座席に日本人らしき二人組みがいて、運よくその横が空いたので座って状況を聞くと、ウチらとまったく同じ境遇でした。同じ席に座ってたおばちゃんに地図を見せて「ここはどこ?」って聞いてたんだけど、わからないらしい。やっぱり。なんだか現地の人は地図のどの辺〜っていう意識が小さい模様で、それはタクシーの運転手とかにも言えるのです。川があって、駅がこうだから、大体この辺…って言うような感覚ないのかねぇ?


ここで相方さんが食料を調達してきたんだけど、おやき?のような料理はいきなりカレー味!カレー嫌いの相方さんはしょんぼりしててかわいそうだったなぁ…。でも、それはおいしかったけど(笑) あと、シュガーケインジュースを買ってきたので、飲ませてもらったら、これが微妙に緑色。シンガポールのは皮剥いて絞ってたけど、こっちは皮ごとなのか?!で、案の定青い味が混ざってました。


コンベンションセンターから離れるためにタクシーを使ったんだけどここでまたうまい事いかず、とりあえずMO CHITに戻ったほうが良いだろうとタクシーの運転手にMO CHITわかる?と聞いてたら、親切?なおじさんが寄ってきて地図を指し指し目的地を伝えるのを開始。英語が通じないしタイ語も通じないからって駅名のアルファベットを言っても、そもそもダメなんじゃないか?と思ったりしたけど、勢いを殺すとまたブーブー始まるので、こっちは後ろから語調を変えながら言ってみたり。まぁ、これもどれ聞いていいか分からなくなりそうなのでほどほどに…。押してダメなら引いてみることも必要なんだけどね。


結局BTS〜という単語でようやく親切な?おじさんに伝わり、運転手も了解した模様。ホッと一息。てか、こういうトコでしゃしゃり出てくるおじさんは普通金銭を要求してくるものだと思ってたので、何も言わず笑顔で手を振ってくれたおじさんに感謝したりしました。


で、おろされた場所がどうも微妙に違う。駅っぽいんだけど行き先表示にバンコク以外の地名が散見されたので、中長距離の電車かバスの駅だ…とゴミ箱を探すフリをしながらリサーチ。でも、やっぱりこの場所に
ついての確信は持てず。行きにMOCHIT駅から見えた3本のビルが見えたのでマクロ的な場所は近そうなんだけどね。


順路表示のMarketって文字に従ってとりあえず裏手に回るとバスのターミナル風。そこらを歩いてるおじちゃんに再び相方さんがWeekendMarketはどこ?!って尋ねてくれたんだけど、やっぱり英語はダメ。
でも、ちょうど後ろからきてた別のおじちゃんは英語が出来て、どうやらWeekendMarketって言うと通じずSundayMarketなら通じるってコトが判明。WeekendとMarketは別の単語として聞き取れてないんだなぁ。やっぱり英語は、単語で!区切って!が基本みたい。


結局はじめに声をかけたおじちゃんのバスに乗ればマーケットまで行けるよ!ということだったみたい。紆余曲折だけど、こういうのはまたぜんぜん面白いね〜。バスは窓全開(扉も)のよく見かけるヤツだったんだけど5Bで連れて行ってくれました。降りる前にもちゃんとおじちゃんがわざわざ知らせに来てくれました。このおじちゃんも笑顔がステキだった〜!


相方さんの機嫌はかなり悪かったけど。あんまり気を使うのなんだし迷いなく進んでいくので、当然わかってるものと思っていたら全然わかってなかったりするみたいなのですよ。難しいなぁ。


ようやくたどり着いたマーケットは、元はローカル向けだったのが観光客向けに転向したようなそんなつくり。同じ場所に二度と行けなそうな何件も似たような小さなお店がひしめき合った場所でした。家具とか植木とかはいろいろうらやましかったなあ。
せっまい路地やら角々でアイスキャンディーを売ってる姿を見かけるのですが、これがなんとも懐かしい感じ。大き目の円柱を切り出したような氷に直径2cm位の穴を開けて塩水を浸し、そこに金属の筒を通して
アイスキャンディーを作ってました。色はみんな毒々しい原色系。ちょっと食べてみようとは思わなかったなぁ。あとは、FENDIPRADA、GUCCHIなんかの財布が同じ屋台で多量に売られてたり(笑) お土産もの、衣料品などが多かった。


一回りして、疲れたのもあり一息つこうとレストランで休憩。チキンと竹(たけのこだと思う)のオイスターソース〜みたいなのを注文したら、これがまたくっさい!! あの路地裏のにおい。最初はギャ!と思ったけど、食べてみたら結構いけます。3口くらい食べたら、においも感じなくなってちょっと驚いたなぁ。


マーケットももうおなかいっぱいなので、じゃあ帰るかね〜と今度はちゃんと場内の地図を確認…、方向もわかって歩き出したんだけどなんか駅から遠いほうのゲートだったらしくなかなか駅に着かない。途中道を曲がったんだけど、曲がった先にいたおじちゃんに駅の方向を聞いたら「あっちだ」と指をさされる。方向感覚正しいと思ってたけどなんかアヤシイ?てか、もどるのか〜?!


これまた結構な距離を歩いて指差されたほうに行ったら、見覚えがあるジャンクションと建物が… あのバスのターミナルでした。相方さん機嫌最悪(苦笑) 結局タクシー乗ったんだけど、行き先はウチに行ってくれと険悪に言われたりしました。別に先に乗せてるのは行き先を言ってほしいからではなく、レディだからなだけなんだけどネガティブモードのときは何言ってもダメなので、そっとしておく事に。


で、疲れたしマッサージにいこう!とNA NA駅へ。しかし、NANAって発声すら3回くらい語調変えないと通じなかったのでちょっと驚き。NA NA付近でタクシーを降り、ここでも道に迷って目的のビル名(SkunvitPlaza?だっけか)を探してさまよう。
相方さんいわく、目的地の地図上の位置がウチのガイドブックと違ってるらしい。地図に対して文句を言い続けてるのでなだめるも聞く耳ナシ。とにかく相方さんの地図を頼りに行ってみると確かに同じ名前の建物を発見。でも、あからさまに怪しいんですが…。SEXY BARとかそんなテナントが多数あってちょっとボロいの。ガイドブックでは1Fじゃなかったっけ?と思うまもなくズンズン奥へ進んで行くので、読み間違いだったかな?と思ったら、上のフロアはなんか工事してたりで全然違う感じ。仕方なく引き返して、スタバで一服。


まぁ、もう一箇所の方が正解でしょう。…と思ったら相方さんが電話をかけてくれました。ナニを聞いてるのか良く分からなかったんだけど英語がしんどかったのか突然受話器を渡される。「え?」とりあえず
「hello,what were you talked about this call?」とか間抜けな切り出し。
相方さんに「何?何の電話?」と聞いても「今やってるか聞いて」とかワケワカランよ?!一応「r u in operation now?」なんて聞いたけどやってないなら電話に出ないし、場所だってわかってるんだから…とそうか、場所か、それ聞くか〜。やっぱりも一個のガイドブックの方の場所であってた模様。間違ってた?方のも統合地図での建造物表記が違っただけで大筋はあってるんだけどね。


タイミングのせいか、当初やろう!といっていたタイ古式は今日は出来ないそうなので、フットマッサージをしてもらう。1時間で300Bとかなりお得です。気持ちよかった!


この後SIAM近辺でタイスキ行ってみよう!とタイスキなお店を探してチェーンっぽいMKというお店に入る。什器や食器が微妙に安っぽくて周りを見てもなんか微妙なデザインでお届けされてるので不安はあったんだけど、これがウマイの。豚とか鳥とかの肉が妙にプリプリしてて、うま〜い。魚の団子?も旨くて、相方さんの機嫌も良くなったみたい。ヨカッタなぁ。


BTSの駅から、タクシーでホテルへ帰る道は覚えていたのでそれは苦労せず帰れた感じ。


帰ってきたらもう、腕が真っ赤!やけた〜!明日のアユタヤーツアーは、ちゃんと日焼け止め塗らないとなぁと思いながらあっという間にご就寝でした。。。


てか、ナガイ!細かく書きすぎだけど、日記なのでいいか。
つづく!(笑)